薄く
淡く
さも儚げなる
その記憶...
とある街
記憶の存在で
生き続ける...
人呼んで
記憶の眠る街...
今日も街は
沢山の
記憶の流れの中...
朝を過ごし
昼前
ふと
憎悪の記憶
さまよいこんできた...
街は
苦しげに
うめき声あげ
壊れそうなほどの
突風吹いた...
その様子
少し離れて
見守るめが
涙の雫で
きらりと光った...
そのものは
街
救いたい
と
街の苦しみ
拭ってあげたい
と
そんな風に
自分が
何ものなのかもわからずに
忠誠と同情
そして
少なからぬ
懺悔を含む
心もちで...

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