今日というひに
光さしたら
心がふわり
目覚めてゆく
明日の夕刻
雨音包めば
こころはそっと
ゆだねてく...
なけない蝉が
空をみる
泣かないキミが
うなだれる
何故だろか
赤蜻蛉が
列をなしてる...
昼の真ん中
やわらかく包む
ヒノヒカリ
変わらないものなど
どこにもない
と
訳知り顔の
キミの背中
あの日よりも
細くなった...
変わらないものなど
なにひとつありはしない
と
語る背中は
それでも
一目で
キミだとわかる...
遠く
時を経たいまも
変わりゆく街並み
かわるがわる
移り住む人々
空ゆく
飛行機の航路さえ
かわってゆく...
雨
降ってきたよ
近くのひとの
声がして
慌てて
洗濯物取り込んだら
日が照り始めた
滑稽な話...
変わらないもの
あるとしたら
走る意味
は
滲むように
曖昧...
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