2018年8月29日水曜日

無題...


今日というひに
光さしたら

心がふわり
目覚めてゆく

明日の夕刻
雨音包めば

こころはそっと
ゆだねてく...

なけない蝉が
空をみる

泣かないキミが
うなだれる

何故だろか

赤蜻蛉が
列をなしてる...

昼の真ん中

やわらかく包む
ヒノヒカリ

変わらないものなど
どこにもない


訳知り顔の
キミの背中

あの日よりも
細くなった...

変わらないものなど
なにひとつありはしない


語る背中は

それでも

一目で
キミだとわかる...

遠く
時を経たいまも

変わりゆく街並み

かわるがわる
移り住む人々

空ゆく
飛行機の航路さえ

かわってゆく...


降ってきたよ

近くのひとの
声がして

慌てて
洗濯物取り込んだら

日が照り始めた

滑稽な話...

変わらないもの
あるとしたら

走る意味



滲むように

曖昧...







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