2018年9月12日水曜日

流線型


伝えて

そして教えて

惜しみなく...

悲しさに出会う

今日も

また...

そんな時

必ず
君とのあの日々

心に
思い出しては

しなやか

柔らか

なめらか...

おもいだすのは

まっすぐ伸びる
直線

まっすぐすぎた

思い...



曲線...

誰かを

優しく
丸く

包むようなフォルム

しなやかに

穏やかに...






心揺れる


ここから
始まる

ここから...

そうして君は

少し伸びた髪

さらさら

風に靡かせて

最高の瞬間

待ち受ける...

いつだって

どこだって

見つけられる...

大きなざわめきに



揺らしたなら

揺らしたなら...







泥だらけでも


しょっぱい涙の
流れるまま

苦い果実

むさぼる...

わかってる

毎日

滑稽なほどに泥まみれ...

心の未完成に

もがくの苦しい...

旅は

続いてゆく...

泥だらけで

笑え






ふとしたこと





目を伏せて

その手は

かなしく
空にのばされ

もがいて

あえいで

もいだ

そがれた...

暗く
狭く

目の前は

とざされてるのか...

鳴り響いてる
時計の次

秘密めいた

ざわめいた

嘘も
誠も

影も
形も...


お日様のにおいで
めざめても

前日の疲れ

まだ抜けず...

消えない
消せない

油性のマジックペン

慌てて修正液で
塗りつぶそうと試みて

ふと
大事な記録

危うく消しそうに...

仕切り直しで朝シャン

ドライヤー当てていたら

目の前

大きく
鳩が羽ばたく...

少し見入って

そして

気づいた

疲れ

消えていることに...






2018年9月11日火曜日

黒クン白ちゃん

真っ黒黒
こんがりぼうし

黒い雲の
もくもく

黒クンは
そんな雲の隙間から
生まれた

おら黒

君の悲しみ
君の孤独
君の苦しみ

黒くかくしてあげる

黒クンは
一つ

ふう

息をかける

たしかに
そこに存在したはずの

悲しみ
孤独
苦しみ

黒く
黒く
隠された...

一方
白く清らな
天使のごとき
心の現れ

白ちゃん

君の
心の中広がる
闇のような不安

大丈夫

そんなこころ抱えてるのは
君だけじゃない

白く
白く
どこまでも白く

そうありたい

そう願う
迷える彷徨い人...

白ちゃんは
とわにピュア

そんな心を見つけて...

黒クン
白ちゃん

正反対だけど
共通していた

やさしさ

やさしさ

やさしさで...






光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...