2018年9月16日日曜日

黄色いとり...


庭の鳥籠

黄色いとり

逃げた...

鳥籠のなかの
平和なしあわせ

より

外の世界の
荒波小波

経験するを
選ぶ?

そんな自覚もなく

ただ
狭い鳥籠

出たかったのか...

黄色いとりは
雛鳥のとき

親からはぐれたところ
ボクが育てた

人知れず
たいせつにした...

あの
黄色いとりは

しあわせであったろうか...

そしていま

しあわせだろうか...






2018年9月15日土曜日

夢のゆりかご...


おばあちゃんが
一人

暮らしています

一人
というのは

間違いかな?

正確には
一人と一匹

おばあちゃんは

猫が
まだ小さかったころから

ずっと一緒に
暮らしています

共に暮らす
みーは

とてもお利口

おばあちゃんの親戚から
貰われて来たときから

外にでたい

とはいわず

家の中だけで
満足してます

だから
多分

長生きできてるのかもしれない

おばあちゃんと
みーは

共に
もう

かなりの老年...

おばあちゃんが

お気に入りの
マッサージチェアに乗り

マッサージをはじめる

するとみーは

ぴょんと飛び乗り

それから
共に

揺られ揺られ
15分

揺られるのが好きな猫?

いえいえ

おばあちゃんと
揺られるのが好きなんです

ほかの誰かが
マッサージはじめても

知らんぷり...

マッサージがおわり

マッサージチェアが静かになると

おばあちゃんの膝から
みーはおります

おばあちゃんは


自分のこどもたちに言っていました

年をとったら
日向ぼっこしながら
揺り椅子で
猫を膝にのせ
編み物したいな...

いま
おばあちゃんは
一人暮らし

だけど

みーとしあわせに
暮らしてる...

ほら
今日も

マッサージチェアが
音たてると

どこからか足音

きこえる
きこえる

おばあちゃんとみーの

ゆりかご...



えんど







季節の最期


大空に
一羽の鳥

おいてけぼり

ボクは
その鳥に

勇気と名付ける...

花の季節が
おわり

花びら

チルチル

たった一枚
残った花びらに


重ねてる...

何度となく
夢見ては

はらり

ひらり


散ってゆく...

最期に残るは

どんな夢...






ぷらも


ぷらもでる
くみたてる

昔のままの
好奇心で...

ワクワク

ときめき

ドキドキ

期待...

プラモでるは
小さな部品が味噌

小さな部品が
たいせつ...

こころのなかの
小さな仕組み

気づけたなら

こころがjumpする

チャンスとうらい!

きっと

大きな軌跡...






Re:弱い


ボクたちは
弱いから

寄り添い生きる

からだ
離れていても

こころ重ね

いきる...

ボクたちは
強さを学ぶ

誰か
しあわせにできるよう

こころ

強くさせてゆく...

ボクたちは
優しさ奏でる

心地よく
耳に響くような

子守唄...

ボクたちは
夢膨らます

夢の蕾は

いつか開く...

いつか

笑って会えたなら

いい...






光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...