2018年9月20日木曜日

一つの優しさ...


知っているのに

知らないふり

知っているのに

キミは

知らないという...

優しさだろうか

応えられないことへの...

知っていること

知っている

ボクは

すこし複雑な...

知らない風に

装うことが

優しいことも

あるのかな?






ささやかな九月


九月半ば


ふるでもなく

かといって


てるでもなく

暑くもなく

寒くもなく

からだに
とても

ちょうどいい...

そんな

九月の半ば

小さな公園で
ランチにしよう

そして
向かったボクは

公園の前で

唖然とする..

確かに
こないだまで

街の片隅

小さな公園
あったはず...

なのに

その場所には

公園どころか

公園の
あった形跡すら

なかった...

おかしいな

そんな風に
頭ひねって

あらためて

辺りみてみる...

そこで気づいた

ボクの勘違い

いつも公園にいく
駅ではなく

愛しいひと
住む街の駅で

おりていた...

すこし

感じが似ているんだ...

いうなれば

公園へ歩いた

と思っていた道は

懐かしいふたりが

道草しながら

歩いたみち...

すっかり開発され

様子は違っているが...

ひょんなことで
九月半ば

愛しい気持ち

思い出した...

ひとつの間違いが

ひととき

ボクにしあわせな気持ち

くれた...




さわやかなひの

ささやかな贈られもの...




季節は一瞬


夜空
駆け抜ける

一瞬の光は

流星のごとし...

夜に
見る夢の

醒めやらぬ余韻...

幻のような

美しいものたちは

そう

形をかえて

夜を越えて

朝を手にして

ほおずえ

ほおずき

とおぼえ...

もうすぐ

庭の木の

実がとれ

ゴロ...






2018年9月19日水曜日

Re:はじめまして


いまとなれば

あの日に戻りたい

とか

あそこからやり直したい

とか

嘆いて

憂いて

自分を...

だけど

それでも

美しい空に会いたくて

君に繋がる一つの空に

高く

両手伸ばして

抱きしめる...

いまだから

わかること

いまだから

気づくこと...

単純作業

繰り返す

毎日

津々浦々...

今ならば

きっと

今からでも...






それでも...


ごうごう

流れゆく河

とつとつ

とつとつ

積み重ね

慣れてゆく悲しみ...

りりりり

りりりり

危険察知した
胸が

音経てる...

かきむしった傷痕が

生々しく

生きざま語る...

それでも

優しく

清らかなる

穏やかな

河の流れ...

どうどう

どうどう

とつとつ

とつとつ...







光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...