2018年11月7日水曜日

永遠に開かない

鳴き声のような
サイレン

夜中に鳴り響いた

ボクは
ふと

鍵のありか
気になる...



どこを
開けるためのもの?

その間に
サイレンは

ボクのうちに
近づいてくる

ボクは
必死に鍵

探してる

ゆがんだ未来
開けるのか

ひずんだ過去の
思い出扉か...

物足りなさ
ひた隠し

未完成の
ここちよさ...

サイレンは
いつの間にか

聞こえなくなって

残されたボクは
それでも


探してる

静かすぎる

へやの片隅で...







sad

遠く
遠く

離れてゆく

美しくも
懐かしき

面影...

今朝がた
新しい靴
おろして

昨日とかわった
足音に

うれしさと
少しの寂しさ

感じて...

否応なく
過ぎる

時が

ちょっと
怖くなる...

気づいたら

キミと合わさる
足跡は

遥か昔...

それさえ

風に吹かれ

雨が降り

すべて

消えてゆく...






街角で...

誰も
知らん顔で

通り抜ける街道

誰かに道
聞いても

詳しいことは知らない...

そんなことが
ふつうになって

かかわりもつのが
面倒だから?

他所から来て
たまたまそこ
歩いていたのか

と憶測
巡らす暇もないほどに

人の波は
急ぎ足...

街角に
古びたポスター

急にボクは
懐かしさ感じ

足を止める

二人で観た
映画のポスター

あの日のボクたちが

そこでよみがえる...






過ぎゆく時の中で

過去
受け入れ

未来を
きりひらく

過去
憂いていては

未来に望みは

持てぬだろう

時に
窮地にたたされ

混迷を
余儀なくされる

迷って
悩んで

自分なりに
模索...

過去に
とらわれすぎては

未来が
霞んでしまう

できることなら

悠々と

新進と...

十一月むかえ

だんだんと
慌ただしく

年末は近づく...

笑ってしまう
くらいに

一年は

あっと言う間

すぎてゆく...








Re:たまには..

アイが
なにかも

知らないままに

あい

i..

自分が
なにものか

名前や住む場所
ではなく

己のなんたるか
究明する

旅は続く...



かなしみの正体

哀れみ
悲しみ

感じる

そのわけ

わかってるようで

じつは

ぼやけた視点...



愛すること
覚えて

愛に
やぶれ

愛に
泣いて

そして


深めてゆくのか...






光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...