2018年12月25日火曜日

夢追えば


負うため


追うわけじゃない

身の丈に合わぬ
夢に焦がれ

皮肉な現実に
ぶち当たっても


負うための
夢ではない...

夢の翼
広げる

小さな希望
沸き起こる

同時に
不安の波も...

傷つき
倒れた

その場所には

夢の余韻が
残ってゆく...

線路沿いに咲いて
風受ける

なもない花...

いつか
架線の工事始まり

ブルドーザーに
浚われてゆく前に

せめて

安全な場所へ
移したい...

叶わぬならば

その種蒔いて
未来に咲かせたい...

夢は
傷負うために

みるのではない...






いつか繋がる...

懐かしくも
新しい

ほやほやの
こころ抱いて

ゆるやかに
この身は

いつかに似てるような

どこかで吹かれたような

そんな
匂いする風

感じてる...

とつぜん降り注ぐ

デジャヴ...

いつか誰かと

こうして

こんな風に

風のふくおかに

立っていた...

いつの世も
繋がる

いつの間にか...

全く
無関係に
見えてたものたちが

重要な存在
と、なるように...






2018年12月24日月曜日

大波

波打ち際

心ゆられる

ドップーン...

打ち寄せる波に

あやうく
持っていかれそう

かろうじて
保つこころ...

容赦なく
打ち寄せてくる

波のような
毎日

さざ波に
身もココロも
任せて

さまようように...

そんな
やわらかな日々
望むけれど

いざ
幕開けてみれば

世間の荒波に
飲まれてゆく

ドップーン

ドッパーン...

ほら
今日も

大きな波が...






いのちが放つもの

優しい命
はじまる

いのちは

すぐさま
学びはじめる...

いのちは

すくすく
こころに栄養
与えられ

健やかに
育つ...

いのちは

ある日
つまづき覚える

いのちは

痛みを知る

カラダの痛み

こころの傷み

いのちは

優しさを
さらに

プラスしてゆく

いのちは

そして愛する...

いのちが
色付く瞬間

誰よりも
愛したひとを

そっと抱きしめる...

いのちは

生む

さまざまな感情

それぞれの葛藤

永遠のように

学び続ける...

いのちは

気づく

軈て
ひとつ

また
ひとつ

気づき出す...

いのちは

もえる

不思議なまま

誰もが
そのまま...

優しい
いのちの物語が

小さく放つ

一筋の

ひかり...






2018年12月23日日曜日

小さく可愛い...

それは
優しいひかりの
はじまる場所

それは
やわらかに
包み込んでゆく

夜へと向かう
闇...

なんだろう

気持ちが
ぽっかりする

うっかりして
取り落としそうになる
小さな林檎...

アブナイ

かわいい実が
あやうく
割れてしまう

あわてて
また
体制整え

手のひらに
包み込んだ...

林檎は
少し
爽やかに香って

手のひらにおさまる...

いつもより
だいぶ小ぶりの
林檎

食べることが
なぜか憚れる...

コトン

部屋に
静かに
置きました

林檎をつつむ
やわらかな光

光沢が
露わになる

小さな林檎

可愛い林檎

かよわく

か細く

そこにある...






光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...