優しいひかりの
はじまる場所
それは
やわらかに
包み込んでゆく
夜へと向かう
闇...
なんだろう
気持ちが
ぽっかりする
うっかりして
取り落としそうになる
小さな林檎...
アブナイ
かわいい実が
あやうく
割れてしまう
あわてて
また
体制整え
手のひらに
包み込んだ...
林檎は
少し
爽やかに香って
手のひらにおさまる...
いつもより
だいぶ小ぶりの
林檎
食べることが
なぜか憚れる...
コトン
部屋に
静かに
置きました
林檎をつつむ
やわらかな光
光沢が
露わになる
小さな林檎
可愛い林檎
かよわく
か細く
そこにある...
0 件のコメント:
コメントを投稿