慟哭
鉛のような
重み
寄り添いたくなる
雨音
静かに
この胸に
降り続くように...
あなたに
届けるはずのこころ
未練という
かなしみにかわってゆく...
風に包まれ
草に隠れて
佇んでいる
あの日のボクたちは
もう見えない...
聞こえてくるのは
エピローグ...
風のセレナーデ
冷たくからだ
吹き抜けて
強くあれ
と
強くなれよ
と
声がする
少し焦ったボクは
深呼吸
ただ繰り返してみては
ろくな防寒もせず
夜空の下彷徨い
ひとり
涙をのみ込んだ...
不意に
風がやんだ
今になって
くしゃみして
少しわらう...
強くなれよ
と
強くあれよ
と
風吹いて
届かない理想
ただ追いかける
誰もが痛み
抱えてる...
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