人形...
かわいい
かわいい
そんな風に
みんなに
言われてる...
わたしの主人は
すこし変わってる
どこから見ても
かわいいわたしを
一度も
かわいい
て言わない...
言ってくれるのは
主人が
ときたま連れてくる
優しい夫人
そして
その人の子供...
わたしは思う
主人の
好みではないんだと...
だったらねぇ
どうしてわたしを
飾るのかしら?
そんな
悶々
考えあぐねて
ある日
きづいた
姿カタチ
の美しさ
それに
とらわれすぎること
そんなことの
あわれを...
人形にもやどる
おごるこころ
人形にも芽生える
そんな
憂鬱...
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