2018年12月24日月曜日

大波

波打ち際

心ゆられる

ドップーン...

打ち寄せる波に

あやうく
持っていかれそう

かろうじて
保つこころ...

容赦なく
打ち寄せてくる

波のような
毎日

さざ波に
身もココロも
任せて

さまようように...

そんな
やわらかな日々
望むけれど

いざ
幕開けてみれば

世間の荒波に
飲まれてゆく

ドップーン

ドッパーン...

ほら
今日も

大きな波が...






いのちが放つもの

優しい命
はじまる

いのちは

すぐさま
学びはじめる...

いのちは

すくすく
こころに栄養
与えられ

健やかに
育つ...

いのちは

ある日
つまづき覚える

いのちは

痛みを知る

カラダの痛み

こころの傷み

いのちは

優しさを
さらに

プラスしてゆく

いのちは

そして愛する...

いのちが
色付く瞬間

誰よりも
愛したひとを

そっと抱きしめる...

いのちは

生む

さまざまな感情

それぞれの葛藤

永遠のように

学び続ける...

いのちは

気づく

軈て
ひとつ

また
ひとつ

気づき出す...

いのちは

もえる

不思議なまま

誰もが
そのまま...

優しい
いのちの物語が

小さく放つ

一筋の

ひかり...






2018年12月23日日曜日

小さく可愛い...

それは
優しいひかりの
はじまる場所

それは
やわらかに
包み込んでゆく

夜へと向かう
闇...

なんだろう

気持ちが
ぽっかりする

うっかりして
取り落としそうになる
小さな林檎...

アブナイ

かわいい実が
あやうく
割れてしまう

あわてて
また
体制整え

手のひらに
包み込んだ...

林檎は
少し
爽やかに香って

手のひらにおさまる...

いつもより
だいぶ小ぶりの
林檎

食べることが
なぜか憚れる...

コトン

部屋に
静かに
置きました

林檎をつつむ
やわらかな光

光沢が
露わになる

小さな林檎

可愛い林檎

かよわく

か細く

そこにある...






こころ旅

こころを巡る

こころをめくる

こころって
なんだ?

こころは
目には見えない

こころって
どこで生まれる?

こころの誕生日は
きっと毎日...

こころは

目には見えないけれど

時として

どんなコートにも
負けないくらい

あたたかさ

連れてくる...

こころは

目には見えないけれど

たしかに
二つのこころが
重なったこと

感じることがある...

あなたのこころも

ボクのこころも

さみしさ抱え

いつかの出逢い

待ち焦がれる...






寄り道

この
長い旅の目的

どこに
重きを置いて

どこへと
向かうのだろう...

思えば
みちくさばかり

いきあたりばったり

考えるより
行動が先にたって...

だけど

みちくさの途中

小さな野花に
目を細め

道に迷うひとの
案内したり

触れ合う場面は
優しさあふれる...

目的地は
どこか

目的に
目覚めるときは

くるのか...

そんなこと
思いながら

きっと
今日もまた

かけがえのない
寄り道をする

そこに
意味があるのか

それさえ

知ることもなく...





光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...