2019年2月4日月曜日

不安材料

やわらかく
みえて

その実は

とても頑丈

脆く
思えて

されど

鋼のよう...

そんな心

欲しい...

だって

ときおり

胸が苦しい

不安材料
転がってる

其処彼処...

いずれも

いつも

やすらぎ求める...






2019年2月3日日曜日

梯子

退屈なる
日々
ひび割れてゆく
こころたち

壊れて
やぶれて

それでも
立ち上がろうと

する様を

足掻きと呼ぶのか

沈んでゆくのは

太陽のみならず

とっぷりと

差し出されるのは

梯子

自分でのぼるしか

ないんだ


きっと






泡沫

まるで
泡のように

愛しい人の面影

いだいてみては

儚さに
気づく...

突如として
現れる

不穏の塊...

その
真実の姿

知らぬまま

世は流れ

いつしか

心届かぬかなしみ

しる...

泡沫

ウタカタ

いずれ

泡の如く

消えてゆく...

シャボンが

弾ける

ぱちん

ぱっちん...







似た者

似ている

他人の空似

だと
片付けてしまえぬほど

あまりにも

似すぎている...

重なり合う
二つの魂



共鳴も

共和も

超えて...

似ているんだ

キミと

ボク...

なにも
知らないままに

それがしあわせだ

というのなら

虚ろに
横たわるようなかなしみ


どう
説明つける?

空が
眩しすぎて

地面
這い蹲る

小さき我

憂いてしまう...

似てる

似ている...





2019年2月2日土曜日

セピア色

書きたいこと
あるんだ

鉛筆が
見当たらない...

焦るこころ

褪せる記憶...

褪せてゆく

ときのなか

優しい想いは

不思議と残る...

鮮烈にこころ
抉るような

残酷な仕打ち

よりも

セピアに
褪せながらも

記憶

司る...

だから

生きてゆける...

今日のひのあり方

さえ
ままにならぬ

ボクだけど

書きたいこと
あるんだ...

果てしない
この道


聞くだけで

そばに
いるだけで


散りばめられた...

確かに

近づいてた

感じてた

永遠は

遠退いて

キミと残した
足跡さえも

いつかは薄れ

風に

砂に

雨に

消されてゆく...

ふたり
過ごした日々

重ね合わせた
想いのかけら...

眩しくて

切なさ込み上げ

振り返れない...

夕暮れ
滲んでゆく



ひと...

行き着く場所


まだ

決まらず

だから

歩いてゆける...






光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...