虹色物語

キミは
虹をかけた

こころに
そぼ降る

雨の毎日...

ジトジト

陰鬱な
小さな

僕は

そこから
動けないで

居た...

くるひも
来る日も

僕のこころ

に
雨が降る

来る日も
くるひも...

時々
大きな車
の跳ね上げた

水飛沫

に
思い切り

ずぶ濡れ...

そんな
時

やけに
楽しそうな

キミにあった...

キミは
雨を

愛しげなかお

で
見ていた

まるで

なにか
大切なもの

思い出したかのような

きらきらの瞳...

僕は

かげに
隠れるように
身を潜め

それから

僕の
こころの中の
キミの存在

おもっていた...

来る日も
くるひも

僕のこころ

に
雨が降る

それは

変わらない...

だけど

一つだけ
変化していた

それは

キミのこと...

キミ
想う

キミ
想う...

優しい眼差しで

雨
見つめる

キミを見つめて...

いつしか

雨はあがる

そんな気配
みせる

そうして

キミが
僕に

微笑見かけた時

柔らかな色合い
の架け橋...

キミが
僕のこころ

に

虹をかけた...

キミに
聞いた

雨
好きなの❔

キミは
顔
くしゃっとさせて

大キライ

笑った...

掌の未来

胸の中

抱き続けた

あこがれよ

空高く

放つ

いま...

胸の奥

抱きしめていた

想いよ

海に眠る

人魚の泪よ

見つめる

ひとたび

いま...

胸に
感じる心

隠さず

誰もが
素直に

いきられたなら

胸に
つかえる悲しみ

通じて

きっと優しく

なれるだろう...

胸の奥
伝う

あったかい何か

もっと強く

しんじてみないか

もっと...

きっと

明日の君は

やわらかさ

しなやかさ

身につけてる...

さあ...

あなた包む

旅するこころ

に
ぬくもりください...

ゆるやかな手ざわり

の
やわらかなこころ

を...

あなたの
そんな魅力

見つけては

ほっと
ひとり

笑み浮かべて...

旅するあなた

癒やしてみたい

おだやかな
優しさで...

ボクは
旅する

あなたも
旅する

旅して

いつかかえる場所

は
神様のみぞ

知るのか...

旅の途中で
躓いた

そんなことで
ダメージ受ける...

傷おう

心

からだ...

それでも

いのち
の旅は

いのち
続く限り

えんえん

えんえん...

泣きたい時には

肩落として

弱音をみせて...

そんな
あなたを

昨日よりも

愛しくおもう...

包み込こんでゆこう

ひかりのように...

ただ、青いだけ...

うねり

くねり

やわらかく

こころにまとわりつくような...

そんなもの

に

寄り添う時代...

ゆら

りら

こころが揺れる

とぅら

りら

安らぎ満ちてる...

破壊力

はらり

ぱらり

捲られてゆく...

あたかも
それが

当たり前のように...

見上げた空は

かなしいほどの

アオ

あお...

見つめている

あなたは

かなしみを

優しさへと

あなたは

怒りを

慈悲へと

あなたは

切なさを

どれだけの

想いを

泣きながら

笑う

smile

響いてくる

かなしい音を

まるで

それは

ボクはあなたに

優しさを

ボクはあなたに

強さを

ボクはあなたに

生きるを

まなんでゆく...