もうすこし...

記憶

遠くをたどる

BLUE IN green..

こころ
青く

空よりも

こころ
すませて

海よりも...

いつか

吹いた風まで

あとどれくらい？

あの日の

緑色

帯びたる風

の美しさ...

BLUE

BLUE

あなたのこころ

を
緑色した優しさが

吹いてゆく...

それは

いっそうさわやかな

mint green..

いつか

吹いた風まで

もうあとすこし...

通り過ぎたあと

に気付く

満たされていた

時の幸福...

BLUEの中

息づいてゆく

木々たちの香り...

糸、ほどけた...

拗れた糸が

苦しそうに

切なそうに

絡まっていた

そこに

やわらかな風

吹いた...

わだかまり

も

すれ違い

も

すべて

をも

風が

連れて行った...

あの日の

さよなら

あの日の

涙

をも

風が

そっと運んで

気づいたら

こんがらがっていた

想いの糸

スルル

ほどけてゆくの

感じた...

糸は

からまるでもなく

また

離れるでもなく

寄り添いあって

ふたたび

あの日のやさしさに...

それに応えたい

いま...

カケラ

ナクシカケテタ

時の欠けら

思いがけない場所

で拾う...

カケラ

は
無常

うつしてる...

そう

カケラ

は
この世界

の切なさ受けて

かがやく...

だけど

時のかけら

は

たくさんのひかり

浴びて

優しげに

変化していた...

ほっとする時

に
醸し出す

失いかけた

あの時の悲しみ

が
ボクを支配し

もう戻らない...

そう思った

時の欠けら

も
いまは

小さな感動

連れて

ボクの元へ...

時空

旅して

丸み帯びた

欠けら...

自由に空を

こころをふんわり

包み込んだなら

春の日の綿毛

自由に空を飛んで行く

秋の黄昏

見つけた想い

冬には根付いて

そして

また

めぐり

巡る

誰かの気持ちに

寄り添えたなら

人生は

恩返しの

連続

まわるよ

あの日くれた

救いの言葉

どこかの

誰かへ

手さぐりだけど...

それぞれの場面

輝きの日々

ふりむかないで

ふりかえらないで...

降り出した雨

の

繰り返してゆく日々

の

そのまま

ありのままで...

なにも
かわり映えしない交差点

で
僕たちいつも

夢見てた...

戻れない

そういうならば

なにを信じて
生きて行こうか...

だけど
敢えて確かめず

確かめず

進む道のり...