2019年4月9日火曜日

風はいつでも


風に

吹かれてる

ただ

ただ

吹かれてる...

木々は

そこに

逞しく根をはり

そこで

緑揺らす...

鳥は

自由に翼

はためかせる...

そして

僕らは今日も

風に吹かれてる...

庭の花

が彩り加えた

大事に見つめる...

風は

ゆるく吹き抜ける...

どこからき

どこへゆくのか

自然に

悠々と...




「おかえり」


無限に広がる
宇宙

生まれ来る
いのちのまばゆさよ

巧みに
生きたいと

願うもの

だけど

世の中を渡る

足は覚束ない


抱きしめた

愛しいひと

 その温もりに

胸を熱くさせる



今日も一日は
やわらかく、はじまる

雨音

静かにリズムを刻んで


ゆっくり

紺碧の空から

雫がかえってくる


おかえり

おかえり


母なる大地が

大きな愛で


雫を抱きしめる




爽夜


優しいひだまり

ぽかぽか

あたたかなこころ

ぬくもり

ひしひしと感じながら

まあるくなる...

突如として

黒い
怪しい雲

が空覆う...

程なくして

ポツンポツン



雫の乱舞

通り雨...

まるい粒

不思議にみてる

いつのまにか

うたた寝...

窓の外



通り雨

のあとの晴天...



清んだ空に

一番星

一際輝いた...




2019年4月8日月曜日

永遠メモリー


街は
いつも迷う

街を
ボクは彷徨う

ここから...

空は広い
と気づいたのは

いつだろう

海の色
知ったのは

いつだろう...

鳥が
群れなす姿

見つけたのは

空が広い
と知ってから

十分すぎるほど年がたち...

小さなカバン




希望


そんな思いで

パンパンに膨らませていた

あの頃...

くだらないことで
笑いころげ

キミとはしゃいだ

眩しいとき...

いまは
あの日より
大きなカバンに

なるべく
最小限の荷物

ありきたりな毎日

送ってる...

キミと
駆け抜けた日々

は、こころのなか

ずっと

永遠に...




記憶は夢のようで


幾つの夜

夢の遠ざかる

流れて行く

自然のように...

そう

不自然さはなく

重ねて

重ねる 

記憶...

今朝の

風の香りさえも

雨の色さえも...




光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...