2019年4月11日木曜日

唯一の希望


抱き寄せたのは
孤独

抱きしめたのは
刹那...

悲壮感に
耳すませて

不機嫌に
鳴り響いた

振り子の

静寂
引き裂くような...

少しの安堵...

ただ
やるせなき

ただ
つつがなき

タンタン
タン


過ぎ去る

時の輪...

ただ
そつなき

ただ
ゆるぎなき

キミの不思議


心は躍る...

かわるがわる
やってくる

そして

かわるがわる
去りゆく

ひっそりと

ゆっくりと...

唐突に襲う
無力感

その
明らかな意味

さえ
掴めることない

奈落の欠片...

涙の雫
伝う手の中


ぬくもり吹き返す...

それだけが

希望...




キラキラ...


プラチナの朝

黄金の光

東にのぼる...

シルバーきらめく

車が走りぬける...

やけに堂々と

道渡るノラ

紫の毛並み

気高くひからせて...

いま

信号が青に変わった...




猫夜


サヨナラ

の昨日

おはよう

と目覚めた今朝方...

ふと
目を覚ました

真夜中過ぎ

キミの温もりに

ほうっとする...

やわらかく

あたたかな

キミという命

を目を閉じて

ゆっくり感じてみたい...

不意に

真っ暗闇に?

ひかる

青い瞳...




2019年4月10日水曜日

デジャヴは雨とともに


デジャヴ?

ふっと薫る

懐かしい気持ち...

あのひ

のキミとの始まり



何故か

どこか懐かしさ

かんじたっけ...

前に
こんなことあった?

そんな

不思議な感覚に

こころ

そっと微笑む...

雨の匂い
の水曜び

もう一度キミと...

雨粒きらめく

雨音囁く

ねぇ
ボクと踊ってくれませんか?

ドレスも
ガラスの靴も

ないけれど...

夕刻告げる

メロディが

この街に流れて...




花微笑


何故
傷ついているんだ?

どこで
羽に怪我負ったの?

そんな
悲しい目で

追いかけないで...

悲しみの
様相には

愛しい人
思い出して

ほら

雨上がり
そっと光る

花のようなほほ笑みで

流した涙

さえも抱きしめて...




光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...