抱き寄せたのは
孤独
抱きしめたのは
刹那...
悲壮感に
耳すませて
不機嫌に
鳴り響いた
振り子の
静寂
引き裂くような...
少しの安堵...
ただ
やるせなき
ただ
つつがなき
タンタン
タン
と
過ぎ去る
時の輪...
ただ
そつなき
ただ
ゆるぎなき
キミの不思議
に
心は躍る...
かわるがわる
やってくる
そして
かわるがわる
去りゆく
ひっそりと
ゆっくりと...
唐突に襲う
無力感
その
明らかな意味
さえ
掴めることない
奈落の欠片...
涙の雫
伝う手の中
で
ぬくもり吹き返す...
それだけが
希望...

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