2019年8月19日月曜日

希望を持てば


高らかに
空飛ぶ

魔法の絨毯...

その下を
魔女の乗ったホウキが

行ったり来たり...

空飛ぶ象

鼻の上には
小さな命が
しがみつく...

地上では
人間たちが

今日も
勝手気ままに

言い争い続けてる...

空の上から
見たらいい

どんなに
ちっぽけなのか、て

気づくから...

空飛ぶ絨毯
飛び続ける

魔女は
いつのまにか

消えていた...

ソプラノ


奏でる

その音は

生まれ来る前の
記憶を醸す...

命が
そっと微笑むから

僕は
今を生きよ、と

背中を押される...

命が
優しさ
保つならば

命の
終わりを

どんな風に
迎えようか...

例えば

愛する
貴女の最期

看取る為の覚悟

どうしたらできるだろうか...

誰かを
見送る哀しみを

誰しも
遣る瀬無さで
涙に咽ぶ...

だけど
命は

貴女の
命は

今日もソプラノ

奏でて行く...

2019年8月18日日曜日

いざない


美しい季節
色づいて行く

木々たちと共演するは

秋歌う
虫たちか...

赤色の葉っぱが
息吹かせる

黄色い葉が
輝かせ

緑の葉っぱは
命の躍動
見せつける...

オレンジの夕焼けに

秋の色々

寄り添う...

さぁ
もうすぐだ

もうすぐ...

ほら
聞こえるだろう

秋へと

誘われて行く...

悲しい人


あるがまま
そのまま

飾らない君を
ほんとに大好きになった

だけど
君は

誰かの為に

化粧して
ドレスを羽織り

まるで
別人のような仕草で
僕を惑わす...

僕は
君の
そんな一面を

眩しく

そして

遠くに感じてる...

君が
駆け出す

僕ではない
誰かの元へ...

片想いが
カタカタと

こころ鳴らした...

終わらない...


夏の終わりに


かき氷

溶けた...

柔らかい

湿った風

吹き抜けた...

緩やかに

曲線描く

放物線...

そんなイメージ
膨らませながら

すこしずつ
熱の冷め行く地上で

向日葵の種が

もう
来年の夏

約束してる...

恰も
まるで

永遠に続くかのように...

光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...