はつこいの
やわらかな記憶
呼び覚ます
春のかおり
に暫し
微睡む...

二人は
あの日
たしかに
同じ電車の
同じ車両
乗っていた...
わたしの
隣の席
あなたは
足組んで座る
少しだけ
隙間あける
あなたの癖は
そのまま
二人の距離
示唆してた...
それなりに
恋心重ねて
それなりに
あなた
知ったけれど
最後まで
あなたは
近いようで
遠くにいた...
春の香
の三月の終わり
わたし
から、さよなら告げた
まるで
逃げるように
さよなら...
どんな恋
しても
忘れない
初恋の想いで...

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