2019年1月10日木曜日

アンドローザ

小石

小石

糸思

糸思...

不可解
持て余して

生き延びてゆく...

あわてないで

無理矢理な結論は...

解けないならば

解けないなりの
理由が

そこにはあるのだろう

まだ
ときは
残されているのかも...

突然のように
命終えても

命の期限
知ったとしても

別れの辛さは
言葉にできない...

この世界が
消える

いえ

この世界から
ぽつ


消えてゆく...

ボクは
どこにゆくのだろう

こころは
どこをゆくのだろう

だろうか...

ようよう
感じてきた
不可解の答え



そのまま迷宮...

ずれていく

ずれていく

論点のほころび...

そんな
取り止めなき話


キミはいつも
付き合ってくれる

しょうがないなぁ
私がいなきゃダメなんだから

そんな風に
笑う...

冷めた紅茶が
音たてる

ミルク入れても

今さら
混ざり合わない

熱いうちに
優しくかき混ぜて

誰かの言葉が
花びらに

そっとひかり
浴びせてくれる...

誰かの
たてた音


花びら揺らし

振動してゆく
命...

誰かの
涙が

花びらに
触れる

触れる...






抱きしめるもの

それでも
いのちは

きっとどこかで

ほころんで

きっと優しく

微笑んで

負けるな


負けない


力強く
その存在
主張する...

いのちの逞しさ

いのちのやわらかさ

をボクは

そっと
抱きしめる...

繰り返される

いのちの
奇跡の

向こう側で...







黄昏気分

あなた
想う
この朝に

黄昏ひとつ
抱いて...

窓辺からは
穏やかに見えても

そのじつは


降りるほど
しばれてる...

大きく揺らいだ
真ん前の木の

しなる音が
寂しかった...

あなた
想う
この朝に

黄昏ひとつ
抱いている...

となりの家では
仕舞い忘れた

洗いざらしのタオル...

その
オレンジのタオルを

黄昏に重ね...







2019年1月9日水曜日

忘れえぬ想い

愛や孤独

夢や失望

忘れそうで

忘れられぬ...

悲しみの奥

気づいたら

懐かしい河原

歩いてる...

岸辺には

少年のキミ
佇み

果てない想い

メグル..

傷付けず

傷つかず

優しさで
切なさとじこめる...

孤独や
弱気

押し寄せる夜


傷ついた日


もはや
恨むまい...

孤独

躊躇い

刹那

押し寄せる


忘れ咲き

始めた想い

抱きしめて...






アマヤドリ

愛しい

と書いて
よんで字の如く

キミへと
こころ綴る

指先...

次第に
自然に

熱こもり
帯びてゆく

情熱

どう
表したらよいのだろう...

文字通り
読み解く

愛しい

の文字...

愛しくて

切ない想い

さらってく...

強風に
吹かれ進む
自転車の

転がる車輪が
軋んでる...

愛しさを

愛しさ以上の

想いにかえて

雨宿り...

世の中に

降るわびさび

濡れて雨中...

あなたの差し出した
色のない傘に

ひととき入って

雨宿り...

この世界は
色に溢れ

ボクは
少しだけ

パチパチ


瞬かせる...

いまは
ただ

色を忘れて

雨宿り...

雨が止んだら

アセルコトナキ

青空
感じよう...






光宿るところ

思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 思い通りに なることなど この世に 数えるほどしかない... 思い通りに ならないことに ありがとうを言おう 感じる 育てる やり遂げる 無限に 永遠に... 思い通りに なら...