ゆくような
夢見てた...
それは
やわらかなアスファルト
黙ったまま
アスファルトの
隙間から
小さく
顔を出した
つくられた
優しさが
身体にしみる...
おちて
ゆくような
夢の途中
せめて
ああ
土の香
感じたいな
なんて
やわらかなアスファルト
責めている...
アスファルト
ひかる車道
降り出した雨が
じんわりと
やわらかな地面に
吸収されてゆく...
毎日を
味気ない...
そんな風に嘆いて
アスファルトを
睨んだ
わらう
アスファルト
とける
アスファルト
アスファルト
われてゆく...
色のないため息
風が隠してる...
あの日に戻り
すべてをやり直す
どこに行くんだ
なにをするんだ?
それでも
きっと
ボクは
もう一度
繰り返す...
白く
凍てつく
ため息
やり場のない
痛み
伴って...
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