後ろ姿
どんなに追いかけたかったか...
あなた
見つけた
きまぐれな街角
あれは
木の葉色づく
秋もふかまり
木枯らし
吹き始める頃
懐かしいかおり
風のなか
感じた...
風の向き
に
流れてゆけば
大好きで
大切で
泣きながら別れた
あなたが
すこし
肩すくめて
歩くくせ
あの頃のままに...
追いかけたかった
何故か
竦む足
いうこときいてくれない...
すこしずつ
すこしずつ
あなたとの距離
離れてゆく...
すこしずつ
すこしずつ
後ろ姿
人波に
まぎれてゆく...
ぴゅーっ
と
冷たい風吹いた
美しく
色づいた
木の葉が揺れた...
青いセーター
の
後ろ姿
見えなくなっていた...
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